報道関係各位
2017年11月8日
弊社 代表取締役会長 松本謙一の経営思想を描く
「経営者は遊び心を持て―空飛ぶ怪鳥・松本謙一の人間学―」発刊
サクラグローバルホールディング株式会社
このたび日刊工業新聞社より、村上毅著「経営者は遊び心を持て ―空飛ぶ怪鳥・松本謙一の人間学―」が発刊されましたので、お知らせいたします。
この本は、弊社サクラグローバルホールディング株式会社(東京都中央区日本橋本町)の代表取締役会長として、1973年(昭和48年)より44年間、経営の第一線に立ち続けてきた松本謙一の経営者としての数々の経験や、そこから導き出された人間学、さらに生き様にいたるまで、気鋭の新聞編集委員が総計20時間を超えるインタビューをもとに、松本を知る人たちへの取材も交えて書き上げたものです。
400年を超える歴史を持つサクラグループの中興の祖であり、日本で初めての医療機器の業界団体「東京医科器械同業組合」の設立者でもある祖父松本福松や、戦中戦後の混乱期を切り抜けて自社を発展させた父松本善治郎への思い、必ずしも順調な日々ばかりでなかった自らの生い立ち、業界の先駆けとなった海外進出、巨大企業との提携・買収交渉など、これまで語られることのなかった医療機器業界の歴史に関する貴重な証言の数々が盛り込まれています。
本の冒頭「発刊にあたり」で、松本は次のように述べています。
そろそろ本を出版して、己の考え方や経験を書き残しておいてはどうかと、以前からしばしばお勧めを受けていた。しかし、まだまだ自分にはやりたいことがある。各方面からの様々な依頼も次から次で、手帳は何ヶ月も先まで黒字、赤字、青字、緑字でびっしり。とても自分事を本にする気にはなれなかった。第一、自慢噺の羅列ととられるのは、何にもまして嫌だった。 ところが数ヶ月前、ふと思い直した。その動機を箇条書きにする。
- 歴史は「ヒト・モノ・カネ(経営の三要素)」では買えないものであることに、あらためて気づいたこと。
- 直近の時流に則した、今の自分なりの「キーワード」を残しておきたかったこと。
@ 持続的成長(Sustainable Growth)
A 多様性に対応した戦略(Strategy to meet with Diversification)
- 先人の築いた道が未来への道を切り拓くために不可欠なことを示したかったこと。
この本を通じて、これら三点をご理解いただければ、幸いに思う。
「経営者は遊び心を持て―空飛ぶ怪鳥・松本謙一の人間学―」は、11月中旬より丸善丸の内本店(オアゾ)、同日本橋店、八重洲ブックセンター等の都内大型書店の店頭に並ぶ予定です。地方書店等では、注文で取り寄せが可能です。また、amazonをはじめとするネット書店からも購入できます。
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